大学院生の古澤健太君が自動車技術会 2021年度 大学院研究奨励賞
を受賞しました。
古澤君は、大学院にて二輪車の直進安定性に関する研究を実施しました。
研究テーマ：フレームの減衰特性が二輪車のウォブルモードに及ぼす影響の解析
研究概要
6種類のフレーム剛性をそれぞれ単独なモデルとして4自由度モデルに追加し，それらのフレーム剛性が二輪車の直進安定性に与える影響を検討した．減衰特性を変化させた結果，単独な6種類のフレーム剛性モデルの中で，フロントフォークのねじれ剛性が最も安定化する．フロントフォークねじれ剛性の操舵系に作用する要素として，車体系は横加速度力とロールレイト力．タイヤ系は前タイヤ横力の影響で，ウォブルモードが安定化する
古澤 健太, 髙橋 明, 吉野 貴彦, 片山 硬：フレームの減衰特性が二輪車のウォブルモードに及ぼす影響の解析，自動車技術会論文集，Vol.53，No.2，ｐ. 219-225 (2022)
大学院研究奨励賞は大学院生の学業の向上発展に資することを目的に設けられたもので、大学院で優れた研究を行った大学院修了予定者を表彰するものです。研究対象は自動車に関連した技術分野です。
