KIT 航空宇宙ニュース2022WK14

AR(拡張現実)や自動運転、NFT(非代替性トークン)など未来に向けた技術などを取り上げるイベント「羽田スマートシティEXPO2022春」を4月22日から24日まで開催
KIT航空宇宙ニュース

KIT航空宇宙ニュース2022WK14

海外のニュース

1.仏Safran社がAura Aeroで電気航空機プロジェクトを強化

Safran Electrical&Power(SEP)は、フランスの新興企業であるAura Aero社と協力して、2027年にサービスを開始する可能性のある19席のサブリージョナルハイブリッド設計を含む2つの電気航空機プロジェクトを実施。SEPは、このセグメントにおけるゼロエミッション航空機を、航空会社と旅客が同様に、よりクリーンでより効率的な製品として求めていると考えている。4月7日に発表された合意に基づき、SEPは最初に、トゥールーズ・フランカザルを拠点とするAura Aero社のインテグラルE飛行デモンストレーターに推進力と配電システムを供給する。この機体は、今年後半に飛行予定です。製造元の2人乗りのインテグラル曲技飛行/練習機モデルの電気バージョンであるインテグラルEは、現在EASAの認証待ちで、GENeUSGRID分配および保護システムと組み合わせて、約100kWを供給できるSEP ENGINeUS100モーターを使用している。SEPの最高経営責任者であるHerve Blancは、Integral Eの就航は2023年に予定されており、ENGINEUS100の認証も「来年の初め」に予定していると述べている。【Flightglobal News】

【Aura Aero提供:Aura Aero社が開発中の19人乗り電気推進航空機の想像図】

2.DHLの757、コスタリカで真っ二つに 乗員は無事

コスタリカの首都サンホセにあるフアン・サンタマリア国際空港で現地時間4月7日午前10時25分ごろ、DHLの貨物機ボーイング757-200型機が滑走路を逸脱し、主翼より後ろの部分で胴体と尾部が真っ二つになる事故が起きた。現地報道によると、パイロット2人にけがはなかったという。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、事故機はフアン・サンタマリア発グアテマラシティ行きD07216便。午前9時34分ごろ離陸後に不具合が発生し、空中で燃料を投棄して午前10時24分ごろフアン・サンタマリアへ着陸したが、滑走路(RWY07)を逸脱して同25分ごろ停止した。現地報道によると、パイロットから左側の油圧システムに不具合が生じたとの報告を受け、緊急着陸したとみられる。【Aviation Wire News】

【Aviation Wire提供:滑走路を逸脱して壊れたDHL 757-200型機】

日本のニュース

1.羽田イノベーションシティ、4/22からスマートシティEXPO

羽田空港第3ターミナル近くの複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ、HICity)」を運営する羽田みらい開発は、AR(拡張現実)や自動運転、NFT(非代替性トークン)など未来に向けた技術などを取り上げるイベント「羽田スマートシティEXPO2022春」を4月22日から24日まで開催する。期間中は、運搬・警備・コミュニケーションロボット、モビリティ、ARサービス、防災技術など、さまざまな最先端技術に触れられる「スマートシティ体験」、新たなスマートフォン認証システムを活用した自動運転バスの乗車体験、AR技術を使った新しいスポーツ「HADO」、NFTアートやAI(人工知能)の世界を身近に感じられる「DEEP ART展」、さまざまな自治体が参加し、産直空輸品も取り扱う「日本一周マルシェ」、VRやメタバースを体験することができる「キネトスケイプ/キックウェイ」、足湯で夜景と音楽を満喫する「足湯ナイトフェス」などを開く。HICityは2020年7月3日に先行開業し、同年9月18日から本格稼働。京浜急行と東京モノレール各線の天空橋駅に直結している。【Aviation Wire News】

【PR TIMES提供】

2.2023年人気就職ランキング、“航空離れ”続く マイナビ・日経調べ

就職を希望する学生の「航空離れ」が止まらない。マイナビが4月7日に発表した、2023年に卒業・修了見込みの学生を対象とし日本経済新聞社と共同で調査した文理別の就職人気企業ランキングによると、文系の1位は東京海上日動火災保険、理系の1位はソニーグループだった。新型コロナ前は人気上位の“常連”となっていた全日本空輸や日本航空を始めとした航空各社は、トップ10から姿を消している。「2023年卒大学生就職企業人気ランキング」は、2023年3月に卒業・修了予定の大学3年生と大学院1年生を対象に、就職情報サイト「マイナビ2023」などウェブサイトでアンケートを実施。調査期間は2021年12月1日から今年3月20日までで、学生は希望する企業を5社選択した。有効回答数は3万3159人で、内訳は文系が2万4020人(男子1万375人、女子1万3645人)、理系が9139人(男子5575人、女子3564人)。【Aviation Wire News】

3.JAXAの2021年度 宇宙子飛行士候補者の応募総数は4127名、過去最多を更新

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月5日、2021年12月20日より開始し、2022年4月4日12時に必要な書類の提出などを締め切った新たな宇宙飛行士候補者の募集結果を発表した。それによると、今回の募集には4127名からの応募があり、過去最高の応募を記録したという(これまでの最高応募者数は2008年に行われた前回の963名)。応募者を年代別で見ると、20代以下が811名、30代が1850名、40代が973名、50代が424名、60代が69名となっているという。今後、応募者は、第0次選抜として5月8日に実施される英語試験を経て、その合格者を対象に、5月29日に一般教養試験等が実施される予定。その後は7月ごろに第一次選抜、10月ごろに第二次選抜、2023年第1四半期に第三次選抜が行われ、最終的な宇宙飛行士候補者が決定される予定となっている。【マイナビニュース】

【JAXA提供】