コースの学び
モビリティデザイン工学コースは「自動車」の学びに重点を置いたコースになっています.自動車を中心として、モビリティ全般の性能や構造、デザインに関わる科目を通じて、自動車の設計開発や生産技術などを学びます。
また、保守管理技術に関わる実習科目を通じて、最先端の自動車の機能、構造、制御システムや保守管理技術を学び、高いレベルの自動車技術を熟知したエンジニアを養成します。また,モビリティデザイン工学コースに在籍する学生は,希望すれば2級ガソリン、2級ジーゼル自動車整備士の2つの国家資格取得も可能です。
モビリティデザイン工学コースで学ぶ自動車の科目は?
モビリティデザイン工学では「自動車」の学びに重点を置いています。3年生以降では自動車に関する専門科目の講義が増えていきます。ここでは3年生で履修する自動車工学Ⅰ・Ⅱで学ぶ内容について紹介します。
自動車工学Ⅰ・Ⅱでは自動車の構造と自動車を構成する要素(動力伝達装置、制動装置、舵取り装置、走行装置、ボディ・フレーム、懸架装置)について学習し、自動車工学の理論と実際の自動車との結び付きを理解しながら、機械システムとしての自動車に関する基礎的な専門知識と設計能力を身につけて、新しい工業製品を創造するための専門応用能力を養っていきます。
学生フォーミュラプロジェクト
モビリティデザイン工学コースの就職は?
モビリティデザイン工学コースを卒業した学生達の中には、自動車会社や自動車会社直系にエンジニアリング会社に就職し、「研究・開発」、「生産技術・生産管理」の業務に従事しています。
国土交通省認定の2級整備士資格教育
4年制大学では全国でも数少ない2級自動車整備士教育を受けることができます。
2級整備士養成のための指定科目の単位を全て習得すると、卒業と同時に受験資格を得ることができ、実技試験も免除されます。
専門学校との大きな違いは、大学卒となれば学士(工学)の称号を取得することができるということです。(専門学校卒は高度専門士となります。)
将来、現場の整備士以外に、開発や研究、または経営などへのキャリアアップを目指すのであれば、大学卒で得られる学士の称号や知識は大きな武器になります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
→ 自動車整備士になるには?