学科の魅力

交通機械工学科とは

 交通機械工学科という学科名称には2つの学びが隠れています.
ひとつは「交通機械」という表現される自動車や航空機といったモビリティに関する学び.そして,もうひとつは工学の基幹分野のひとつである「機械工学」に関する学びになります.
 交通機械工学科とは,交通機械工学科で学ぶ学生達に「機械工学」の理解を深めさせたうえで,自動車や航空機に関連する先端の専門性を付加していく学科です.

機械工学科

 交通機械工学科には「航空宇宙システム工学コース」と「モビリティデザイン工学コース」の2コースがあります.
 両コースともに大学1~2年生時は機械・電気電子・情報工学分野の基礎科目を多く修得し,3年生以降で自動車,航空・宇宙機器に関する専門性を各々のコースで深めていきます.(*モビリティーデザインコースは自動車整備士2級の受験資格を得ることができます.)
 機械・電気電子・情報工学分野の基礎を固めたうえで,各コースの特徴である航空・宇宙分野や自動車工学分野に強みを持ったエンジニアを社会に輩出することが交通機械工学科の使命です.

交通機械工学科における学びのイメージ
交通機械工学科における学びのイメージ

卒業後の進路は?

 大学卒業後はモビリティ分野(自動車や航空機)以外の一般の産業機械やエネルギー分野など幅広く進路の選択を選択することができます.
 交通機械工学科を卒業すると,その進路が自動車や航空分野に限られるという事はないので心配しないでください.

航空宇宙システム工学コースの就職

  • 資本金 1億円
    従業員数 記載なし
  • 事業内容 機内食の製造・調製業務/航空機への機内  サービス用品の搭載・取降し業務/機内サービス用品の保管・管理業務
  • 資本金 7,000万円(川崎重工業株式会社全額出資)従業員数 約494名
  • 事業内容 航空宇宙関連機器の研究開発・設計・試験・生産技術・品質保証等の業務
  • 資本金 4億円
    従業員数 記載なし
  • 事業内容 通信衛星を利用した電気通信役務を提供する事業。
  • 資本金 1537億9,500万円
    従業員数 約16,961名
  • 事業内容 自動車ならびにその部品の製造、修理および販売。航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売および修理
  • 資本金 1億円
    従業員数 約324名
  • 事業内容 航空宇宙機器・産業機器の製造、販売、メンテナンス
  • 資本金 8000万円
    従業員数 約455名
  • 事業内容 各種機械器具部品の製造 1)航空・宇宙機器用,2)発電機・プラント用,3)半導体製造装置用,4)医療機器用
  • 資本金 1億円
    従業員数 約148名
  • 事業内容 航空宇宙産業関連の開発、設計 航空宇宙産業関連の試験装置・治工具などの設計
  • 資本金 2000万円
    従業員数 約729名
  • 事業内容 民間航空機・防衛航空機(戦闘機・固定翼哨戒機・輸送機・ヘリコプター)、宇宙機器(宇宙ロケット ・宇宙ステーション補給機)などの構造・装備に関する開発・維持設計、強度解析.


モビリティデザイン工学コースの就職

  • 資本金 2840億円
    従業員数 約23,207名
  • 事業内容 乗用車・トラックの製造、販売など
  • 資本金 6,058億円1300万円
    従業員数 約22,717名
  • 事業内容 自動車及びその構成部品、交換部品並びに付属品の開発、設計、製造、組立、売買、輸出入その他の取引業。
  • 資本金 2843億円
    従業員数 約13,951名
  • 事業内容 自動車及びその構成部品、交換部品並びに付属品の開発、設計、製造、組立、売買、輸出入その他の取引業。
  • 資本金 861億円
    従業員数 約10,160名
  • 事業内容 モーターサイクル、スクーター、電動アシスト自転車、ボート、、船外機、四輪バギー、、汎用エンジン、発電機、ウォーターポンプ、スノーモビル、小型除雪機、自動車用エンジン、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプター、車イス用電動補助ユニット、の製造および販売。
  • 資本金 284億円
    従業員数 約11,217名
  • 事業内容 自動車、産業車両、その他各種車両およびその部品の製造、販売、賃貸および修理。各種の発動機、工作機械、家庭用および工業用電気機器、その他諸機械器具類およびその部品の製造、販売および修理
  • 資本金 515億円
    従業員数 約90,000名
  • 事業内容 自動車部分品及び輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売及びサービス
  • 資本金 4億円
    従業員数 約2,600名
  • 事業内容 自動車に関するデジタルデータを基軸にした生産準備、設備開発設計、品質データ管理コンピュータソフト/ハードの開発
  • 資本金 3億5,000万円(三菱自動車工業株式会社 全額出資)
    従業員数 約1,400名
  • 事業内容 自動車の開発、設計および実験。自動車の製造に関する工法、設備計画,型・治具・機械類の設計
  • 資本金 4億8,000万円
    従業員数 約1,389名
  • 事業内容 自動車の開発(設計 / 解析 / 実研)・デザイン・生産
  • 資本金 3億3,000万円(トヨタ車体株式会社 全額出資)
    従業員数 約417名
  • 事業内容 自動車部品・付属品の設計・試験。自動車部品・付属品の試作・製造及び販売
  • 資本金 4,000万円
    従業員数 約1926名
  • 事業内容 四輪及び汎用機の設計・試作車製作・研究テスト業務・ITシステム業務・知的財産管理業務・自動車の分解 整備業
  • 資本金 6,000万円
    従業員数 約979名
  • 事業内容 商用車の車両・装置,部品設計。商用車のCAE解析および実験業務

交通機械工学科の自慢

1.学生フォーミュラ、航空宇宙研究会など、自主的な体験ができる
  「ものづくり」実践教育
2.ボーイング・エクスターンシップに参加し、航空産業に関係する将来技術の提案を英語で
   発表します。
3.AIやIoTなどの先進情報技術を学び、次世代モビリティ開発に対応。CATIA,SOLID WORS,
  MATLAB/Simulinkを使った教育を行っています。
4.機械工学をベースに総合工学としての航空宇宙工学や自動車工学の基礎が身につきます。
5.とにかく就職に強い。機械工学という専門性を活かせる就職先は数多くあり、
  モビリティを主体とした幅広い分野に就職しています。

交通機械工学科の学生プロジェクト

 大学には様々なサークルが活発に活動しています。その中でも交通機械工学科の学生達が主体となって活動している学生プロジェクトを紹介します。いずれのプロジェクトも航空・宇宙工学、自動車工学に興味のある学生達が中心となって楽しみながら情熱を持って活動しています。

航空・宇宙工学プロジェクト

航空・宇宙工学プロジェクト


学生フォーミュラプロジェクト

学生フォーミュラプロジェクト
学生フォーミュラプロジェクト
学生フォーミュラ
学生フォーミュラ

交通機械工学科は実技も基礎科目も重視

交通機械工学科では、1年次から演習や実習を行い、実際にものづくりを体験し、座学だけでは身につかないものづくりの楽しさや難しさを学ぶことが出来ます。また、2年次には、基礎力学、材料力学、流体力学、熱力学、製図といった、機械工学の基礎となる力学を学びます。これらの科目では、講義だけではなく、演習を行い、しっかりとした応用力が身につきます。

カリキュラム
カリキュラム

コース制で専門を深める

交通機械工学科は2コース制をとっており、1年次から2つのコースに分かれます。
航空機・宇宙機(ロケットや人工衛星)の先進的な開発技術を学ぶ
・「航空宇宙システム工学コース
自動車を中心に交通機械全般の先端的な開発技術を学ぶ
・「モビリティデザイン工学コース」の2つのコースがあります。
先端機械技術の融合体である輸送機器開発の教育を通じて、最新かつ高度な技術力を身につけます。
それぞれの専門について深く学び、4年次の卒業研究に進みます。

交通機械工学科 PV

交通機械工学科 紹介

在学生の声

久留米工業大学 在学生メッセージ2019年度版 交通機械工学科
久留米工業大学 在学生メッセージ2018年度版 交通機械工学科

関連する大学院・研究所