研究・スタッフ紹介

研究室一覧

航空宇宙流体力学・宇宙輸送システム工学研究室

麻生茂 特別教授・工学博士

キーワード:再使用宇宙往還機,空力加熱,極超音速流,ハイブリッドロケット,電動飛行機,空気力学
関連科目名:航空宇宙工学概論,圧縮性流体力学,飛行力学,ロケット工学,人工衛星工学

<研究概要>
航空宇宙流体力学,宇宙輸送システム工学,極超音速流,空力加熱,超音速混合,ハイブリッドロケットエンジン,宇宙推進,小型電動航空機

<主な研究テーマ>
1)再使用型宇宙往還機の空力特性の研究
高い経済性が期待される再使用型宇宙往還機に関して、胴体断面形状に着目した研究をはじめ、ジェット噴射による空力特性の改善、TSTO (二段式宇宙輸送機) 分離時の空力特性の解明、モーフィングデバイスによる全飛行領域最適空力形状、ジェット干渉を利用したRCSによる姿勢制御方式の研究、着陸フェーズの空力特性解明のためのRPV (遠隔操縦機) を用いた飛行実験などを、超音速風洞、低騒音風洞などを活用して研究を進めています。

三角胴体風洞実験模型
三角胴体風洞実験模型

2)空力加熱
宇宙往還機やカプセルが大気圏に再突入する際の高い空力加熱を防御する方式として、ジェット噴射による空力加熱低減方式の研究を行っています。機体先端からの逆噴射やフィルムクーリングなどの気体噴出による空力加熱低減のメカニズムの解明を行なっています。実機の再突入を再現するために、フリーピストン衝撃風洞を用いた実験も進めています。また、木星探査を目指したエアロキャプチャー時の空力加熱現象についても実験的、解析的な研究を進めています。

鈍頭形状模型の極超音速気流実験
鈍頭形状模型の極超音速気流実験

3)ハイブリッドロケット
固体ロケットと液体ロケットの長所を合わせたハイブリッドロケットの研究を行っています。高密度ポリエチレンとパラフィンを燃料として高い安全性と高い比推力を実現するために、燃焼室内の旋回流を利用した新しいロケットエンジンの開発を目指しています。

ハイブリッドロケット
ハイブリッドロケット

4)電動飛行機
次世代の航空機には、低燃費・低騒音といった環境適合性と高い性能の両立が求められています。オンデマンド輸送を実現可能なエアタクシーを目指した電動小型航空機の概念設計、コンセプト機のサブスケール機の飛行実験、実機に利用できる電気モーターと高機能バッテリーからなる電動パワーモジュールの開発などを行っています。

サブスケール小型電動航空機の飛行実験
サブスケール小型電動航空機の飛行実験

空力デザイン研究室

東大輔 教授・博士(工学)

キーワード:モビリティデザイン,翼,高揚力デバイス,人工知能,自動運転,NEXユニバーサルデザイン
関連科目名:流体力学,航空流体力学,プロダクトデザイン

<研究概要>
航空宇宙工学と芸術工学(デザイン),さらに人工知能などのICTを融合した学際的な研究を行っています.具体的には,空力性能と美しさを融合したデザインの提案を人工知能で行うデザイン開発支援システムの研究や,人工知能を活用した自動運転システムの研究を行っています.
<主な研究テーマ>
自動車空力デザイン支援システム
デルタ翼の空力特性
プロダクトデザイン一般


材料力学研究室

井川秀信 教授・博士(工学)

CAEを援用した機械設計に取り組む

キーワード き裂の応力拡大係数 応力集中 応力 ひずみ
関連科目名:材料力学Ⅰ,材料力学Ⅱ,交通機械工学実験実習Ⅰ,交通機械工学実験実習Ⅱ
<研究概要>
1 体積力法による高精度応力解析法の開発
2 有限要素法を応用した構造解析
<主な研究テーマ>
CAEを援用した機械設計


モーターマネジメント&サイエンス研究室

緒方光 教授・学士

キーワード:トヨタ式カイゼン,経営コンサルタント,企業内ベンチャー,研究組織,教育/人財育成プログラム
関連科目名:自動車生産方式概論,機械要素設計工学,交通機械設計演習

<研究概要>
トヨタ式カイゼンの延長線上に生まれるシーズを,マーケティングとの組合せから,起業可能なビジネスモデルに引き上げる手法の研究
<主な研究テーマ>
1 レクサスのカーレンタル(シェア)事業の成立性の研究
2 トヨタ九州(株)の研究組織の設置に関する研究
3 レクサス車のインパネ関する印象評価法の開発(レクサスらしさの研究)
4 レクサス車の音環境に関する研究(レクサスらしさの研究)


内燃機関研究室

山口卓也 教授・博士(工学)

内燃機関(ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン)に関する研究に取り組む

キーワード ディーゼルエンジンのエネルギーマネージメント カーボンニュートラル燃料 水素


航空イノベーション研究室

小林哲也 特別教授・学士

キーワード:電動航空機による空の移動革命、地方空港の活性化、航空安全
関連科目名:航空安全工学,航空機整備実習,交通機械英語

<研究概要>
日本には96の空港が存在しているが、十分な利活用がなされていない地方空港が多数存在する。それらの空港を活性化する方策として電動航空機を使ったオンデマンド航空輸送(エアータクシー等)を研究
<主な研究テーマ>
1 オンデマンド航空輸送に適した電動航空機の研究
2 日本におけるオンデマンド航空輸送の需要予測
3 電動航空機を使ったエアータクシーの事業化


片山研究室

片山雅之 特別教授・博士(工学)

キーワード:人工衛星,ドローン
関連科目名:航空宇宙工学機論

<研究概要>
自律型マルチロータ飛行ロボットの研究などを行っています。

<主な研究テーマ>
1.大型飛行ロボットの利用研究
2.航続距離、積載能力向上のための機体空力特性の研究
3.目標地点まで自律飛行する誘導制御の研究究


電子システム研究室

渡邊直幸 准教授・博士(工学)

キーワード:センサ(光,磁気,超音波等),自動制御
関連科目名:電子工学Ⅰ,電子工学Ⅱ,電気工学Ⅰ,電気工学Ⅱ

<研究概要>
カーエレクトロニクスを応用した電子システムの研究をしています。
<主な研究テーマ>
センサを用いた物体検出とその応用


メカトロニクス研究室

田中基大 准教授・博士(工学)

キーワード:福祉工学,センサ,コンピュータ入力装置
関連科目名:プログラミングⅠ,プログラミングⅡ,ディジタル回路

<研究概要>
重度障がい者の入力装置の開発: 重度障がい者がパソコンを操作できるように身体の残存 機能を利用した入力装置を研究・開発しています。
<主な研究テーマ>
重度障がい者の入力装置に関する研究


車両工学研究室

吉野貴彦 准教授・博士(工学)

安全・安心な二輪車を目指し、二輪車の直進安定性解析に取り組む

キーワード 車両運動 二輪車 操縦性安定性 ウィーブモード ウォブルモード


航空システム研究室

川元明浩 特別准教授・学士

航空機の安全を守る

キーワード 航空に関する安全管理 品質管理 航空機整備実習


実験・実習

池田秀 助教・学士
松村光晃 助教・学士
梶山項羽市 助教・学士

インテリジェント・モビリティ研究所

服部 雄紀 特任助教
佐藤 寛典 技術職員