ものづくりの基礎力を身につけて航空宇宙産業で活躍できる交通機械工学科(航空宇宙システム工学コース)の出口情報速報です。
これまでに就職及び内定した航空宇宙産業は(株)ANAケータリングサービス、川崎岐阜エンジニアリング(株)、株式会社エム・シー・シー、東京航空計器、ウラノなどです。
ここでは内定者の声をご紹介します。
【内定先】株式会社 ANAケータリングサービス(ANAC) / ANA CATERING SERVICE CO.,LTD.
水ノ江優太さん
工学部 交通機械工学科 / 福岡県出身
業務内容:機内食の企画・製造、運搬、機内搭載。機内サービス用品の保全など。
航空業界で新規事業開発を行いたい
お客様の利便性と効率性を向上させる新規開発に携わり、新たな価値を創造する事で更なる需要拡大を目指したいという強い思いがありました。ANAグループで唯一想いを創造し提供できる事、機体の内外で同時に業務を行える環境に魅力を感じ、ANAケータリングサービスへの就職を選びました。5年後を目標に外販事業部で、コンビニやスーパーでも、ANAブランドを体感できる商品開発に取り組みたいです。その為にも日常的にアンテナを張り、情報収集を行う事の必需性を新規開発や搭載業務に活用し、環境変化に柔軟に対応できる人材になりたいです。
初動は早く、やりたい事を軸に
就職活動は、2年生の後期頃から気になった企業の詳細をインターネットで調べる所から始めました。私の考えとして、自身の専門分野に絞ること無く、業界問わず事業開発を行える事を軸としました。その結果、広い視野で企業を見る事ができ、今まで見えてこなかった業種を知る事に繋がりました。また、各企業の人事の方に新規事業開発をやりたい旨をインターンシップや説明会で話せた事で、上昇志向が強いという印象を持ってもらえた事も多くの企業から内定を頂けた要因なのではと考えています。
【内定先】川重岐阜エンジニアリング株式会社
平野智哉さん
工学部 交通機械工学科 / 福岡県出身
航空機の開発に携わりたい
航空機の最先端技術に携わりたいという思いがあり、卒業研究では「レシプロ航空機の電動化に向けた研究」に取り組みました。航空機の環境負荷に対する課題解決策の一つとして重要な電動化技術を確立させたいと考え、研究室配属前から積極的に足を運び、自身でできる研究を進めてきました。
就職活動では、早めに卒業研究を開始したことで、面接時に深い質問をされたときでも対応できました。
航空機の最先端技術に携わり、災害支援や日本の安全保障を支えるとともに、多くの人々に感動や勇気を与えられるというお話を先輩社員から聞いて興味を持ち、川重岐阜エンジニアリングへの就職を選びました。
入社後は、広い視野を持ちながらも、この航空機の電気配線・電子機器・装備品関係は私に聞けば大丈夫と言ってもらえる航空技術者になりたいと思っています。
【内定先】株式会社エム・シー・シー
髙田顕臣さん
工学部 交通機械工学科 / 長崎県出身
防衛省・自衛隊に衛星通信回線を提供
もとより関心のあった宇宙に関することから機械工学に関することまで幅広く学ぶことができると考え、交通機械工学科を選択しました。
就職活動中、先生から株式会社エム・シー・シーについてのお話を伺い、関心のある分野でかつ自身が学んできたことを活かすことができると思い志望しました。
これまでに自分の関心のあった宇宙分野以外にも、物理学やプログラミングなど多くの知識と能力を身に着けることが出来ました。自分が学びたいことや気になったことは自分の動き次第でどれだけでも追及することができる環境だと思います。
【内定先】マツダ株式会社
荒牧龍之介さん
工学部 交通機械工学科 / 大分県出身
自動車の開発技術者へ
幼い頃から自動車が好きで、機械工学や自動車工学に関連した専門性を高めることができる交通機械工学科を選びました。
在学中は講義以外の大半の時間は学生フォーミュラ活動に打ち込みました。熱中して学生フォーミュラの活動に打ち込めたのは、この活動が自分自身を成長させる場であったからだと思います。
学生フォーミュラの活動では講義で学んだ専門知識を活かすことができるうえに、理解をさらに深めさせていく機会を得ることもできます。また、友人や仲間作りにも最適な環境でした。