交通機械工学科の学生2名が学会発表を行いました

お知らせ

交通機械工学科の原岡怜也さん、行徳彩花さんが
3月 9日 (木)に開催された、自動車技術会主催の「関東支部 2022年度 学術研究講演会」
にて研究成果を発表しました。

セッション名:運動特性/ Vehicle Dynamics 

【講演題目】エネルギーフロー法を用いた高速ウォブルモードの振動数解析
【著者】原岡怜也,長尾光一郎,行徳彩花,吉野貴彦,片山硬
【講演要旨】
 ウォブルモードの振動数は車速の上昇に伴い減少する.しかし,そのメカニズムについては詳細な解析が未だ行われておらず,明らかになっていない.本稿では,4自由度モデルにエネルギ流変化の計算手法を適用し,ウォブルモードの振動数が車速の上昇に伴い減少する原因を検討した.解析の結果,振動数減少の原因は空力的な荷重移動によるフロントタイヤのコーナリングパワーの低下であることを明らかにした.

【講演題目】エネルギーフロー法を用いた高速ウィーブモードの振動数解析
【著者】行徳彩花,長尾光一郎,原岡怜也,吉野貴彦,片山硬
【講演要旨】
 ウィーブモードの振動数は車速の上昇に伴い上昇する.しかし,そのメカニズムについては詳細な解析が未だ行われておらず,明らかになっていない.本稿では,4自由度モデルにエネルギ流変化の計算手法を適用し,ウィーブモードの振動数が車速の上昇に伴い上昇する原因を検討した.解析の結果,振動数上昇の原因は前タイヤ力の変化による寄与が顕著であることを明らかにした.