ディーゼルエンジンにおいて水素と廃食油由来のバイオディーゼル燃料との混焼実験を実施しました

お知らせ

久留米工業大学の交通機械工学科では、「ディーゼルエンジンにおける水素+バイオディーゼル混焼コンセプトに関する研究」を2022年度からスタートさせました。
 2022年度は水素をディーゼルエンジンの吸気管から供給するための装置製作し、水素+軽油でディーゼルエンジンを運転させ、水素を安全にエンジンに供給し問題なく運転できることを確認しました。

2023年度は表1に示すような燃料性状を有する廃食油由来のバイオディーゼル燃料(以下BDF)と水素との混焼実験をディーゼルエンジンを用いて実施しました。実験ではエンジンへ供給する水素の割合を段階的に高めていき、エンジンから排出される黒煙の濃度がどのように変化するかを調査しました。