KIT航空宇宙ニュース2023WK25
海外のニュース
1. 豪州新興企業ダブテイルが韓国ヒュンダイのHTWOユニットを燃料電池システムに採用
ダブテイル・エレクトリック・アビエーションは、電動パワートレイン試験で使用する燃料電池システムにヒュンダイを選択した。 オーストラリアとスペインの会社は、オーストラリアでのテストにヒュンダイのHTWOユニットの燃料電池システムを使用し、アイアンバードのテスト航空機に統合する予定。これは本格的な試験への「前段階」となり、ダブテイルは来年初の試験飛行を実施する予定。ダブテイルは、燃料電池電気自動車市場におけるHTWOの成功を活用して、「その学んだことを独自の統合パワープラントの航空分野に応用」したいと考えている。 ダブテイルは、シドニー・アビエーション・ホールディングスとスペインのダンテ・エアロノーティカルの合弁事業として2021年に設立された。同社は当初従来のターボプロップ航空機のセスナ・グランドキャラバンの電動化を目指していたが、潜在的にはビーチクラフト・キング・エアの電動化にも取り組んでいます。4月にはオーストラリアのリージョナル・エクスプレスが同社の株式の20%を取得したが、同社はこれまでスペインの航空会社エア・ノストラムやボロテアからの投資を集めていた。 ダブテイルは航空機改造に対する追加型式認証を取得したら、オーストラリア、ヨーロッパ、シンガポールにパワーモジュール変換の機体改修センターを開設する予定で、米国と中東も検討中。【Flightglobal News】
【ダブテイル社提供:電動パワートレインに改造されたビーチクラフト・キング・エア機(想像図)】
2.エレクトラとサフラン、ハイブリッド電気eSTOL推進システム生産へ
米国の新興企業エレクトラ・エアロは、開発中の短距離離着陸機のプロトタイプ用のハイブリッド電気推進システムを開発するため、サフラン・ヘリコプター・エンジンズと契約を締結した。このタービン発電機は、エレクトラの低炭素航空機のための革新的なハイブリッド電気推進アーキテクチャの重要なコンポーネントです。タービン発電機は、1つまたは複数の発電機と組み合わせられたガス タービン、および電力および電圧調整の革新的なシステムで構成されている。Safran Helicopter Enginesは、Arranoターボシャフト エンジンに基づいて Electraタービン発電機を開発し、2 台の GENeUS 発電機に供給する Safran Electrical & Power を皮切りに、Safran の電気機器に関する幅広い専門知識を活用します。Safran Helicopter Engines はすでに、さまざまな出力レベルで数種類のタービン発電機の地上テストを行っている。【Flightglobal News】
【Electra Aero提供: 9 人乗りハイブリッド電気短距離離着陸 (eSTOL) 航空機】
3.エアバス、100%水素燃料旅客機の新技術を追求
エアバスは、より環境に優しい航空の未来を目指しており、完全な水素燃料推進システムだけでなく、機内で発電するための水素補助動力装置(APU)も備えた水素ジェット旅客機を製造する大規模プロジェクトを明らかにしている。エアバスは、エアバスとサフランの合弁会社であるアリアングループと協力して、航空用ガスタービンエンジンに水素を供給するための完全なシステムのテストを完了した。環境に配慮した航空推進を意味する水素のフランス語の頭字語にちなんで名付けられたハイペリオン・プロジェクトは、2020年12月に開始され、2035 年までに実用的な水素商用旅客機を製造することを目的としている。その目的は、両方の技術をテストして、高度な環境で機能することを確認すること。セキュリティを強化し、さらに作業が必要な領域を特定する。【Flightglobal News】
【Airbus提供:A380を改造した水素直接燃焼エンジンのデモンストレーター機(想像図)】
4.Horizon AircraftのCEO、ハイブリッド電気VTOL設計について語る
Horizon AircraftのCavorite X5 は、垂直離着陸 (VTOL) 機能を可能にする特許取得済みの翼内ファン垂直リフトシステムを備えたハイブリッド電気航空機です。最高速度は時速約480マイル、航続距離は約500マイルと予想されている。VTOL航空機は複数の用途を対象としており、当初は 5人の乗客定員を予定している。Horizon は、今年米空軍の AFWERX プログラムからフェーズ I 契約を獲得した11社のうちの1社。市場調査プログラムでは、高速VTOL航空機のコンセプトを設計する応募者に挑戦し、約230件の応募があった。Bell Textron、Jaunt Air Mobility、Whisper、Jetopteraは、フェーズ I契約を獲得した他の企業の一部です。6月30日にフェーズ I 契約を完了したことにより、Horizonチームは Cavorite X5 プロトタイプの開発を加速することがでできた。9か月にわたる第フェーズⅡ契約は今秋に開始され、高速VTOL航空機のさらなる研究開発を支援するために企業に多額の融資を提供することになる。その後、AFWERX チャレンジのフェーズIII では、機能する本格的なプロトタイプが開発される 30か月のプログラムに資金が提供される。Horizon AircraftのCEO、E. Brandon Robinson氏が Avionics Internationalに参加し、ハイブリッド電気 VTOLの開発と会社の長期目標に関する質疑応答セッションを行った。【Flightglobal News】
【Horizontal Aircraft社提供:Cavorite X5 VTOLプロトタイプ機】
日本のニュース
1.MRJミュージアム、6月末で閉館
三菱重工は、開発を中止した「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の展示施設「MRJミュージアム」を6月30日付で閉館する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため臨時休館が続いていたが、スペースジェットの開発中止に伴い、展示施設も再開せずに閉館となる。MRJミュージアムは2017年11月30日に、愛知県小牧市の県営名古屋空港に隣接する最終組立工場内にオープン。県が運営する「あいち航空ミュージアム」に隣接し、2つのミュージアムが同時開館した。MRJ(三菱リージョナルジェット)は2008年に開発をスタート。三菱重工子会社の旧三菱航空機(現MSJ資産管理株式会社)が進めていた。MRJを2019年6月に、機内の広さといった空間をアピールする狙いで三菱スペースジェット(Mitsubishi SpaceJet)と改称。当初の納期は2013年だったが、6度の延期を経て、今年2月7日に開発中止を正式発表した。【Aviation wire news】
【Yahooニュース提供:MRJミュージアム】
2.ANA、訓練施設でCA体験ツアー 7月と9月追加開催
全日本空輸グループは6月22日、羽田空港近くの総合訓練施設「ANA Blue Base(ABB、ANAブルーベース)」で提供している「ANA Blue Base Tour」のうち、客室乗務員(CA)の仕事や訓練を体験できる「お仕事体験ツアー」を7月と9月に追加開催すると発表した。2日間で3回開催する。ツアーは2時間45分程度を予定。ドリンクサービスやライフベストを着用したセーフィティ体験、スカーフの巻き方講座などが体験できる。開催日は7月30日と9月1日の2日間。午前の部は10時から午後0時45分まで、午後の部は3時から5時45分まで。9月1日は午前の部のみ開催する。9歳以上の人が参加できる。募集人数は各回20人まで。価格は1人1万2000円。専用サイトで、先着順で受け付ける。【Aviation wire news】
【Yahooニュース提供:ANAの訓練センター「ANA Blue Base」】
3.JAL、エアラインスクールに入門編 将来考えるヒントに、4会場で短期集中も
日本航空は6月22日、現役の客室乗務員(CA)などが講師を務める「JALエアラインスクール」に、入門編の「スタートアップ講座」を開設すると発表した。大学1-2年生など、就職活動に対して漠然とした不安のある人や、航空業界への就職に興味のある人が対象で、将来像を考えるきっかけを提供する。このほか、短期集中講座を東京のほか大阪、名古屋、福岡の計4会場で開講する。今回新たに始めるスタートアップ講座は客室乗務員コースで、JALの現役CAが講師を務める。航空業界に興味がある人向けの講座で、自分が伝えたいことを他者に正確に伝える練習などを予定する。会場は東京・天王洲のJAL本社。7月23日と29日の2日程で、定員は各日15人ずつとなる。短期集中講座は4日間で、客室乗務員コースと地上係員の「グランドスタッフコース」の2コースを用意。航空業界の現状や各職種の仕事内容などを講義するほか、自己分析や面接個別指導などの就職活動に必要なスキルを提供する。現役CAが講師を務める客室乗務員コースは、東京と大阪、名古屋、福岡の4会場で開催する。東京は羽田地区にあるJALの施設内を会場とし、8月7日から10日、22日から25日、9月5日から8日の3日程で開催する。大阪は梅田駅周辺で8月7日から10日まで開催。名古屋は伏見駅付近で9月12日から15日まで、福岡は祇園駅周辺で8月22日から25日まで開催する。グランドスタッフコースは、羽田空港で旅客サービス業務を担うJALスカイの現役地上係員が講師を務める。会場は東京のみで、羽田地区にあるJALの施設内で開催。日程は8月15日から18日、9月12日から15日の2日程を予定する。両コースとも定員は各日15-20人程度。東京会場では研修施設などの見学や体験などもできる。【Aviation wire news】
4.JALの787、AIで部品劣化や故障兆候特定 ボーイングのサービス導入
ボーイングは現地時間6月20日、運航に影響のある問題を人工知能(AI)を活用して対処する「インサイトアクセラレーター」(IA)を、日本航空が787型機に導入すると発表した。アルゴリズムを使用し異常を分類・検出するクラウドベースの技術で、問題が発生する前に特定・対処が可能となる。また、一部の787で内装を改修する契約も締結した。IAはボーイングが提供するサービスで、機械学習とAIにより部品の早期劣化や故障の兆候を特定し、航空会社が予知保全の計画を立て、予定外のメンテナンスを削減できるよう支援する。ボーイングはIAの導入により、不要な検査を最大85%削減できると推定している。また予知保全の分析期間も大幅に短縮。従来は数カ月かかっていたものを数日でできるようになるという。【Aviation wire news】
5.空飛ぶクルマSkyDrive、スズキと製造合意 商用機は3人乗りに
日本で「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)や、物流ドローンを開発するSkyDrive(スカイドライブ)は現地時間6月19日、機体製造についてスズキと基本合意したと、同日開幕したパリ航空ショーで発表した。また、開発中の商用機SD-05を社名と同じ「SKYDRIVE」と命名し、最大搭乗者数を3人に増やすなど一部仕様を変更した。eVTOLを製造する100%出資の子会社をSkyDrive社が設立し、スズキグループが静岡県内に持つ工場を活用して2024年春ごろの製造開始を目指す。スズキは、製造子会社の人材確保など製造開始に向けた準備も協力するといい、具体的な条件は今後協議して決めるという。SkSKYDRIVEと命名されたSD-05は、2025年開催の大阪・関西万博で運航を目指している機体。19日に発表した仕様変更で、これまではパイロット1人と乗客1人の計2人乗りだったが、パイロット1人と乗客2人の最大3人乗りに変更した。独自開発したドーム型ローターフレームとローターの曲面配置により、機体をコンパクトに保ちつつ、3人乗りが可能になったという。ローターフレームについては、特許申請が完了。これに合わせて仕様変更を発表した。都市部の渋滞解消や過疎地での交通手段の確保、救急医療などのニーズに応えることを目指しており、収益性が向上する定員増は運航会社やエンドユーザーから要望があった。駆動方式は従来と同じ12基のモーターとローターを使用。最大離陸重量は旧仕様から300kg引き上げられて1400kg、航続距離は5-10kmから約15kmに延びた。最大巡航速度は100km/h(対気速度)で変更はない。ローターを含めた機体サイズは全長13m(旧仕様9.4m)×全幅13m(9.4m)×3m(2.7m)とやや大きくなる。2025年に耐空証明を取得し、2026年に国土交通省航空局(JCAB)から機体の安全性を証明する型式証明(TC)取得と量産、引き渡し開始を目指す。米国での事業開始に向け、FAA(米国連邦航空局)のTC取得も目指している。【Aviation wire news】
【Skydrive提供:3人乗りのSkydrive SD-5のモックアップ】
6.スカイマークの整備士、福岡でアルコール検査失念 遅延4便最大2時間、700人影響
スカイマークは6月19日、法定アルコール検査を失念した整備士が業務を開始する事案が福岡空港で発生したと発表した。代替の整備士が業務を再度実施したため、4便に最大2時間以上の遅延が発生し、約700人に影響が出た。同社では昨年12月に男性整備士(当時)がアルコール検査で不正を働き、懲戒解雇となる事案が発生している。遅延が発生したのは、福岡を午前8時に出発予定だった那覇行きBC503便と、福岡を午前8時55分に出発予定の羽田行きBC4便、那覇を午前10時25分出発予定の羽田行きBC514便、羽田を午前11時45分に出発予定の福岡行きBC11便。このうち那覇発羽田行きBC514便が最大の2時間5分遅れ、羽田発福岡行きBC11便が最少の1時間15分遅れとなった。スカイマークは2022年12月25日早朝に、羽田にあるスカイマークのライン整備部に当時所属していた男性整備士が、社内規程で義務付けられているアルコール検査で不正を働き、酒気帯び状態のまま出張先の長崎空港で整備業務に就いた。その後、当該整備士は今年2月2日付で懲戒解雇処分となった。【Aviation wire news】
7.ニデックとエンブラエル、“空飛ぶクルマ”モーターで合弁
エンブラエルとニデック(旧日本電産)は6月18日、航空産業向けの電機駆動システムを開発する合弁会社設立で契約を締結したと発表した。次世代の航空移動手段の可能性拡大を目的とし、現地時間19日に開幕する「第54回パリ航空ショー」でeVTOL(電動垂直離着陸機)など「空飛ぶクルマ(Urban Air Mobility、UAM)」市場参入をアピールする。合弁会社「Nidec Aerospace」は、ニデックの米子会社ニデックモータ(NMC)とエンブラエルの2社で設立。eVTOL向けに電機駆動システムを開発・製造・販売する。ニデックは駆動モータ技術やノウハウ、エンブラエルはモータの状態管理や、周辺機器と連携する制御技術を担う。将来的には、eVTOLを含めた電動航空機への駆動システム提供を見込む。最初の販売先は、UAM開発を進めているエンブラエル系のEve Air Mobility(イブ・アーバン・エア・モビリティ)で、同社のeVTOLに合弁会社の電機駆動システムを搭載する。出資比率はNMCが51%、エンブラエルが49%で、本社は米ミズーリ州セントルイスに置き、ブラジルやメキシコにある両社の既存工場を活用して製造を開始する。【Aviation wire news】
【日本経済新聞提供:Nidecがモーターを提供するEmbrear社子会社EveのVTOL機】
8. ElevationSpace「ELS-R」初号機のペイロードが完売 2号機の開発前倒しも発表
東北大学発宇宙ベンチャーのElevationSpaceは6月21日、同社が開発中の、宇宙環境を利用した実証・実験を行うことができる宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」シリーズの初号機(2025年打ち上げ予定)について、ペイロードの搭載量が積載可能上限に到達したため“完売”となったことを発表した。また宇宙実証ニーズの高まりを受け、サービス提供の本格開始を予定から2年早め、大型サービス機の「2号機」を2026年に打ち上げることを決定し、ペイロードの募集を開始したことも併せて発表された。日本が強みを持つ自動車部品や電子部品などを宇宙転用するためには、宇宙特有の放射線、真空や熱といった環境に耐えられるかを確認する必要がある。しかし、宇宙環境で性能を試験する機会が限られており、民生技術の宇宙転用が進まない障壁になっている。この問題は、2023年6月に決定された、今後10年の日本の宇宙政策の基本方針を示す「宇宙基本計画」の中でも課題として挙げられている。しかも、その数少ない機会の場である国際宇宙ステーション(ISS)は、2030年末で運用が終了となる。2030年以降、ISS「きぼう」日本実験棟のような、日本が宇宙環境を利用できる場が確保できる時期は現時点で不透明な状況であり、最悪の場合、長きにわたって空白期間ができてしまう可能性もある。このような問題を解決するためにElevationSpaceが開発を進めているのが、ELS-Rシリーズだ。同サービスは、無人の小型衛星を用いて、宇宙環境を利用するとともに地上での回収も行えるプラットフォームであり、ISSに比べて高頻度に利用できる点、実験内容を自由度高く設定できる点、計画から実証・実験までのリードタイムを短くできる点などを特徴としている。今回、ペイロードが積載可能量の上限に到達し完売となったことが発表されたELS-R初号機は、軌道離脱、大気圏再突入、そして回収という技術を実証するための機体だとする。【マイナビニュース】
【マイナビニュース提供:ELS-Rのサービスの流れ】
9. IHI、世界最高レベルの出力の航空機用電動ターボコンプレッサの開発に成功
IHIは6月16日、航空機などへの利用を想定した、独自開発の空気浮上式ガス軸受電動モータを搭載することで、世界最高レベルとなる出力(同社従来比3.5倍)の電動ターボコンプレッサを開発したことを発表した。今回の開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の2020年度「航空機用先進システム実用化プロジェクト」の委託業務である「次世代電動推進システム研究開発電動ハイブリッドシステム」において実施されたもの。開発された電動ターボコンプレッサに搭載されている空気浮上式電動モータは、モータが高速回転する際に周囲に発生する空気層を利用して、回転体を自立浮上させる同社独自の技術(空気(ガス)軸受)が採用されたものである。こうした技術が搭載されている電動ターボコンプレッサは、燃料電池に水素と反応させる圧縮空気を供給するためのもので、使用条件に合わせて2段圧縮方式と単段圧縮+エネルギー回収タービン方式の両方式があるという。小型で大量の圧縮空気を供給できるのに加え、燃料電池から排出される水蒸気をコンプレッサの動力として活用することで100kWもの出力を得られることから、空気の薄い上空でも大量の圧縮空気を供給でき、燃料電池推進システムによる飛行の実現が可能となるとした。また、燃料電池システム以外にも、飛行中の薄い外気を圧縮して客室空調へ供給しつつ、従来は外気に捨てている客室の圧縮空気からエネルギー回収ができる電動コンプレッサとしての応用も期待されるとした。以上のことから、同社では電動ターボコンプレッサを、小型旅客機用の水素燃料電池推進システムや、ガスタービン発電機の代替として脱炭素化を実現できる機内使用電力用の燃料電池発電システムに搭載することを想定。また、現在運航している民間航空機の後継機となる200人乗り中型旅客機の空調の省エネ化などを実現する目的でも搭載することを想定している。同社では、引き続き航空機の電動化に向けた電動推進システムや航空機発電システムの水素転換にむけた開発に取り組み、2030年代の実用化を目指すと同時に、航空機システム全体の電動化・最適化にも取り組んでいくとした。【マイナビニュース】
【IHI提供:IHIが開発した航空機用電動ターボコンプレッサー】